【ポケモンSV S23 最終839位】クエスガチグマバトン

 

〈構築概要〉

レギュH 環境が楽しすぎて2期連続最終3桁を達成・・・・・しかけたので使用した構築の記事を残します。

(※S24は同構築を使用し最終日250位スタートでしたが連戦連敗により最終4桁落ち・・笑)

よければご一読ください。

構築自体はそこそこのデキだと思います。

 

〈環境考察〉

ポケモンSVはテラスタル環境であることから、

各レギュレーションごとの使用率上位ポケモンの流行りの型の把握に加えて、流行のテラスタイプの把握までする必要があるため、これまでの世代のポケモンよりも環境考察が重要である。

 

レギュHにおいては結果の出ている流行りの構築は以下3種類に分けられ、実際にあたる相手の構築の8〜9割はこのいずれかである。

①レギュHスタン

カイリュー、ブリジュラス 、ガチグマ、サーフゴーの中から3体以上+マスカーニャガブリアスアシレーヌウルガモス等の使用率上位ポケモンで組まれた構築

②ギミック構築

アローラキュウコンの壁→積み展開

・イエッサンオオニューラのサイコフィールド展開

③ママングライ、受けループ等受けサイクル

 

上記の中でも最もシェアの高い①へ高い勝率を確保しつつ、②・③の構築相手に不利を取らないような構築を目指した。

 

〈構築経緯〉

まずこれまでのレギュレーションとレギュHで1番異なる点はというと、準伝説・パラドックスポケモンが禁止されている点である。

とりわけ今世代の壊れ準伝の4災たち強い悪タイプがいないかつ、使用率上位ポケモンに悪テラスのポケモンがほとんどいないことから、エスパー技の通りが非常に良い。

そこでまずはその専用技の壊れ性能に着目し、

相手への見た目の圧力もある、エスパトラを構築の軸とすることに決めた。

エスパトラを使用した構築で前期結果を出されていた構築を拝見したところ、瞑想アッキクエスパトラ→チョッキガチグマへのバトンタッチ展開が凄まじいパワーを出せそうで、なおかつ相性補完もよいので、チョッキガチグマを採用しこの2体のバトン展開を本構築の軸の動きとした。

 

上記バトン展開でレギュHスタン系を相手にした際に2体ともに不利を取るのがマスカーニャである。そこでマスカーニャ入り構築への第二のバトン先になり、なおかつクエスパトラを投げれない場合でもその対面性能の高さから選出を躊躇わないパワフルハーブブリジュラス を採用。

 

この3体でレギュHスタンへはそれなりに安定しそうなので、他構築相手への回答や補完枠を考える。

 

まずはアローラキュウコン(以下アロキュウ)壁展開への回答を考察。

アロキュウ入りへの一般的な回答はてんねんポケモンのあくびによる積みポケの流しである。

しかしクエスパトラのバトン軸と組み合わせるには相性は良くないため、別の手段を考察。

前期の構築記事の中で相手視点で対策だとバレずに一方的に上からテラバーストでワンパンできる鋼テラバマスカーニャを発見し、本構築でも自然に組み込めると判断したため採用。

 

次にイエニューラのサイコフィールド展開への回答を考察。

サイコ展開はわかっていても止めきれずに蹂躙されることが多いため、相手視点では見えづらくもこちら視点では露骨に対策することとした。

まずはエスパー技の一貫を切るために構築の見た目単位で悪タイプを採用するのが大切である。既にマスカーニャを採用しているが後述する受け構築への回答にもなり得るサザンドラを採用しイエッサンの選出抑制を行う。

さらに補完枠に、アイススピナーを持ったおんみつマントカイリューを採用することで、イエッサン、オオニューラ両方に強く出られるようにした。

 

最後にママングライ、受けループへの回答として上記サザンドラの技構成を挑発、身代わり持ちにし、受け系統へ出す第三のバトン先として運用した。

 

上記6匹で構築が完成。

 

〈個体紹介〉※採用順に掲載

エスパトラ @ アッキのみ
テラスタイプ: フェアリー
特性: かそく
性格: ずぶとい
201(244)-72-116(204)-121-80-133(60)
ルミナコリジョン / めいそう / はねやすめ / バトンタッチ

調整意図:

s 準速カイリュー抜き、残りhb

 

本構築の軸。ほぼ初手投げ。

アッキの実込みでほぼ全ての物理相手を起点することが可能。特殊相手でも瞑想から入ることでこだわり眼鏡高火力勢以外は起点にできる。

構築の見た目から特殊が多いので、チョッキカイリューやチョッキセグレイブを合わせられることが多かったが、アッキ瞑想羽休め型のため逆に起点にして誘い狩りしていた。

基本的に壊れ専用技ルミナコリジョンで突破できるときは突破し、無理なら裏のバトンエースに繋げる。こちらのバトン先エースと相手の裏の高速アタッカーの情報から、加速が何段階必要かを見極めてバトンすることを意識した。

テラスタイプはドラテによる流しの拒否と

悪タイプへの耐性の確保の点でフェアリーとした。

この構築は裏までドラゴン技が一貫しているのもあってドラゴン技をよく撃たれるので、よく透かして積みの起点にしていた。

バトンタッチ最高。

選出率:2位

 

ガチグマ(赫月) @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: ノーマル
特性: しんがん
性格: ひかえめ
219(244)-81-145(36)-198(196)-86(4)-76(28)
ブラッドムーン / ハイパーボイス / だいちのちから / しんくうは

調整意図:

hb 意地オオニューラインファ 15/16耐え
s +2で最速ブリジュラス 抜き +3で最速オオニューラ抜き
c 11n
d 余り

 

バトン先その1

とにかく高火力。瞑想1積みでのバトンでもノマテラブラムでh252チョッキガチグマワンパン。hdポリ2が後投げ成立しない火力を叩き出す。

構築唯一の先制技持ちなこともあって

エスを投げれないときでもしょっちゅう投げていた。

これ以上言うことはありません。

対面最強のクマの化け物。

選出率:1位

 

ブリジュラス @ パワフルハーブ
テラスタイプ: ひこう
特性: がんじょう
性格: おくびょう
165-112-150-177(252)-86(4)-150(252)
エレクトロビーム / あくのはどう / ラスターカノン / りゅうせいぐん

調整意図:

csブッパ余りd

 

バトン先その2

構築経緯ではマスカーニャ入りに対して投げると書いたが、他にもガチグマだと処理がめんどくさいアーマーガーやアシレーヌ入りにも積極的に投げた。

ブリはクエスからのバトン後でもエレビにより自身で火力を上げられるのがえらい。

またコイツもクエスを投げれないときでも気にせず選出できるので非常に使いやすい。

テラスタイプはバトン後に簡単に倒されないよう耐性をつけるための飛行テラス。

最終盤に特性を持久力→頑丈に変更したが、

どちらでもよかった気はする。

流星群をたまに外すのはご愛嬌。

選出率:3位

 

マスカーニャ @ きあいのタスキ
テラスタイプ: はがね
特性: へんげんじざい
性格: ようき
151-162(252)-90-90-91(4)-192(252)
はたきおとす / けたぐり / トリプルアクセル / テラバースト

調整意図:

asブッパ 余りd(DL対策)

 

アロキュウ破壊枠。

構築単位でアロキュウを敢えて通しやすくしているため、アロキュウの被選出率はとても高い。そこに鋼テラバーストを突き刺す。

基本はアロキュウ入りに対して投げるので、

アロキュウとよく組まれているガブ、セグへの打点となるトリアク、けたぐりと汎用打点となるはたき落とすで技4つは完結。

コイツのおかけでアロキュウ入りに高い勝率を維持できた。

ポケモンSVの相棒御三家。

選出率:4位

 

サザンドラ @ たべのこし
テラスタイプ: どく
特性: ふゆう
性格: おくびょう
167-112-110-177(252)-111(4)-165(252)
あくのはどう / ラスターカノン / みがわり / ちょうはつ

調整意図:

csブッパ 余りd(DL対策)

 

受け対策枠兼バトン先その3

受け系統の母数が減ってきていたことから

選出機会は少なかったが刺さっている相手にはコイツ1匹で詰ませることもできた。

グライオンの上から挑発でき、ママンボウに対しては身代わりを張れてミラーコートも効かないため完封できる。

受けループにもクエスから瞑想バトンを引き継ぐことで挑発から無理やりハピナスも突破可。

テラスタイプは鋼/毒で迷ったが鋼だと相手の格闘技で弱点を突かれまくるので毒にした。

やるときゃやるやつ。

選出率:6位

 

カイリュー @ おんみつマント
テラスタイプ: じめん
特性: マルチスケイル
性格: いじっぱり
197(244)-176(44)-116(4)-108-121(4)-127(212)
じしん / アイススピナー / りゅうのまい / はねやすめ

調整意図:

s +1で最速オオニューラ抜き

a +1地面テラス地震でh252ブリ確定1発

 +2アイススピナーでイエッサン確定1発

 

イエッサンオオニューラ対策枠。

元々はブーツフルアタ型だったが終盤のオオニューラの爆増により、オオニューラに対してより強く出られる型に変更した。

フェイタルクローに安心して投げれるのが◎

マント持ちなので、相手のクエスやキョジオーンにも一応強く出られる。

もう少しこの枠を詰めれていけばもっと上位を目指せた気がする。

最終3桁取れたときは毎回ガチグマとともにいるポケモンSVランクマのお供。

選出率:5位

 

〈選出〉

主な選出パターンは以下の通り。

①対レギュHスタン

初手クエス、裏ガチグマ・ブリジュラス 

②-1 対アロキュウ入り

初手マスカーニャ、裏ガチグマ・ブリジュラス 

②-2 対イエッサンオオニューラ

初手カイリュー、裏クエス・ガチグマ

③対受け構築

初手マスカーニャ、裏クエスサザンドラ

 

〈重い相手〉

・初手特殊高火力

 ウルガモスの眼鏡オバヒ、ガチグマのノマテラブラム等でクエスパトラが出落ちしてしまうと苦しい展開になりがちです。

 

・考慮外の悪テラス

 クエスのルミコで倒そうとした相手が切ってくる悪テラスは苦しいです。

 

〈結果〉

禁伝環境はあまり好きではなかったですが

レギュレーションHはとても楽しいです。

昔からギミック構築への憧れもあったので、

そこそこ結果を出せて嬉しいです。

また面白そうな構築が浮かんだら試してみます。

 

 

以上

 

 

 

 

【ポケモンSV S17 最終382位】カイカミイダイ+2災+熊

〈構築概要〉

ポケモンSVにて初めて最終3桁前半順位を取ることができました。

9世代で好きなポケモンだったイーユイ、パオジアンを組み込めたのも良かったポイントでした。

過去世代含めて自分の中ではトップクラスに良い成績なので嬉しいです。

 

今後のポケモン対戦でも安定して勝つべく、

結果が出たシーズンは"どんな構築・選出で、どんなプレイングをしていたのか"を記録として残すため初めて構築記事を書きます。

 

〈環境認識〉

安定して高い勝率を目指すために、まず最初に対策すべきは以下環境トップ10の中でも上位7体(+α)の組み合わせをベースとしてできている絶賛流行中のBIG7系統の構築である、と考えた。

さらにこれに加え、前期までのマッチングで増えていると感じた、ロンゲママン・ランドアシレ系サイクル構築にも抗っていける構築づくりを目指した。

 

〈構築経緯〉

上述の環境上位7体(以降BIG7と呼称)の中でステロを撒いてくる可能性があるのはブリジュラスだけであり、なおかつ過去環境よりもディンルーを筆頭としたステロ撒きが減ったため、シーズンを通してステロを撒かれる展開が少なくなると予想した。

 

ステロを考慮しない場合、ラス1の襷イダイトウを強く使えると考え、基本選出の3番手とした。

 

ラス1イダイトウを強く動かすために

基本選出の1番手はBIG7全般+その他有象無象に強く出れる鋼テラススケショカイリューを選択。

2番手には後ろのイダイトウに繋ぐ+自身もそこそこの対面性能を誇るブーストエナジーハバタクカミを選択。

 

初手カイリュー裏カミ、イダイトウを基本選出に決定。

 

基本選出でステロ無し対面構築にはそこそこ勝てると判断したため、次に対ステロ有り構築、流行りのサイクル構築に出していけるポケモンを考える。

 

まず対ステロ有り構築について考える。

レギュFになってからは先発ブリジュラスが対面的にも強さを維持しつつステロを撒けるため、圧倒的に数が多いと感じていた。

次点でランドロスだが、この2体はどちらも選出段階での型判別が難しい。

しかしながら、イダイトウ入りに対して先発で投げてきている場合、ステロ撒きである可能性が高いことを予測し、上述2体に加え、先発に呼びやすいキラフロル・キョジオーン・カバルドンなどをまとめて破壊できる眼鏡イーユイを4枠目に選択。

 

続いてロンゲママン・ランドアシレ系サイクル相手には剣舞電気テラスパオジアンで破壊していけると判断し5枠目に選択。

 

これまでの5体で試運転していたところ、

後発からくるスケショカイリューや持久力ブリジュラス・タケルライコに負ける展開が一定数あったため、カイリューへの後投げの安定性やブリやライコへも殴っていける上、電気の一貫も切れることから残飯欠伸ガチグマを最後の枠に選択。

 

構築が完成した。

 

〈個体紹介〉

イーユイ@こだわり眼鏡

テラス:悪

性格:おくびょう

特性:わざわいのたま

努力値:4-0-0-252-0-252

オバヒ/火炎放射/悪の波動/サイキネ

調整:破壊できる範囲を広げるため最速csぶっぱ。

 

よくいる眼鏡イーユイです。

一応a0個体です。

テラスは炎か悪の2択だが、眼鏡だとテラス無しオーバーヒートでも十分な火力(h252カミ確定1発、h252チョッキガチグマ高乱数1発など)なため、通りのよいあくのはどうの火力増強をすべく悪テラスを選択。

 

水ウーラオスが減少傾向だったこともあり、ブリジュラス入りスタンパ相手には積極的に先発で投げていき、幾度となくイーユイ×ブリ対面を作って数的優位を取りにいけた。

またしばしばあったカミと初手対面した場合、エナジー・メガネどちらでもムンフォ1発耐えて、オバヒで返し数的優位を取れた。(※メガネムンフォcダウン引くと厳しいです)

 

このポケモンでブリを先に処理(or頑丈まで削る)をしておくと後発に置くスケショカイリューを通しやすくなる。

 

他にも様々なポケモンをワンパンで沈めてくれた。

破壊力満点の影の立役者。

選出率:3位

ガチグマ@残飯

テラス:毒

性格:ずぶとい

特性:しんがん

努力値:252-0-76-0-180-0

ブラム/大地の力/月の光/欠伸

調整:

hb a特化カイリュースケショ5発 残飯込み確定2耐え

 水ラオスパングロ水流連打確定耐え

hd c187ハバカミ 妖テラス眼鏡ムンフォ15/16耐え

 

カイリューへ後投げ前提のためbに厚めの欠伸ガチグマです。格闘技全般、オーガポンの草技、カミのムンフォに耐性をつけるためテラスは毒。後述する構築単位で重めなオオニューラの毒菱回収にも一役買ってでてくれた。

 

最後に入ってきた枠であるが、カイリュー以外にも使用率下位の様々な物理相手にマジレスしてくれた。

 

有料コンテンツのポケモンは強い。

選出率:4位

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラス:水

性格:おくびょう

特性:こだいかっせい

努力値:4-0-108-140-4-252

ムンフォ/シャドボ/甘える/痛み分け

調整:s最速。

hb a特化パオジアンの不意打ち15/16耐え。

 痛み分けのためh薄め。余りc。端数d。

 

本構築のMVPで、自分の中で1番使いやすい型のハバタクカミです。9割以上の試合で投げました。

主に2番手で出しますが、先発の削り残しの処理や後続との打ち合い・対面突破、3番手への起点作りなどあらゆる役割を担ってくれた。

特殊との打ち合いは上からのムンフォで強く、物理との打ち合いも甘える→痛み分けで突破・疲弊させられる。

テラスは唯一選出を躊躇うハッサム入りやアクアジェット勢に耐性をつけられる水。

 

イダイトウ入りのエナジーカミはhb電磁波祟り目型が主流であり、多くの相手はその認識で立ち回ってきたため、hbカミの上から行動できるという考えでツッパってくるエナジーカミのさらに上から最速エナジーで処理することが何度もあった。

型判別前の相手のカイリューにもテラスを切らせながら甘えるから入ることで安定した立ち回りができる。

 

かわいくて強い9世代最強のポケモン

選出率:1位

パオジアン@オボンのみ

テラス:電気

性格:いじっぱり

特性:わざわいのつるぎ

努力値:68-244-4-0-4-188

氷柱落とし/不意打ち/テラバ/剣舞

調整:s最速110族抜き。

  hb a特化水ラオス水テラス水流連打 おぼん込み確定耐え。余りa。端数b,d。

 

サイクル破壊要員のパオジアンです。

前述のロンゲママン・ランドアシレ系サイクル構築に加え、ディンドヒド・ランドライコ系の構築相手にも選出。このように仮想敵をかなり絞っているが、このポケモン達を選出されなかった場合でも持ち前の対面性能で一定の活躍はしてくれた。

ただやはりパオジアンを選出したいときはテラスを切ることが前提であることが多いので、その立ち回りを意識する必要があり、若干窮屈に感じるときがあった。

そのため同じくテラスを切ることが多い後述のカイリューとの同時選出はなるべく起きないよう心掛けた。

 

色々言ったが剣舞後は完全に頭のイカれた火力を上から押し付けつつ、ひるみ運ゲもできるため爽快感は随一だった。

c0厳選してよかった、強くてカッコいい豹。

選出率:6位

カイリュー@いかさまダイス

テラス:鋼

性格:いじっぱり

特性:マルチスケイル

努力値:4-252-0-0-0-252

スケショ/アクジェ/アイヘ/けたぐり

調整:準速asぶっぱ。

 

本構築のエース。カイリュー枠。

基本は初手置きし、テラスを切ってでも数的優位を取りにいく。

ただしイーユイを初手出しし、オーガポン・水ラオスと対面したときには引き先とすることもある。

 

技構成に悩んだが4つとも全てが機能していたので、これが最適解だと結論づけた。

最近のスケショカイリューの技構成が多様化している点から、相手視点ではけたぐりを考慮されにくく、ガチグマやノマテラカイリュー、鋼テラスカイリューを何度も葬った。

またしんそくではなくアクジェを採用することで、初手パオジアンの襷→霊テラスを自分視点ケアする必要がなくなる中、相手視点では択になっているため、勝手に霊テラスを切ってくれてアクジェで倒すムーブが何度かありアクジェにして正解だったと思う。

ハバタクカミのミリ耐えに打てるのも◎

 

このカイリューなくしてこの順位はなかったと思わせるほどの活躍ぶりでBIG7含むあらゆるポケモンを対面突破してくれた。

 

9世代テラスタルの王。

選出率:2位

イダイトウ@気合いの襷

テラス:水

性格:いじっぱり

特性:適応力

努力値:0-252-4-0-0-252

ウェブタ/アクジェ/お墓参り/身代わり

調整:準速asぶっぱ。

 

よくいる襷イダイトウ。

ラス1イダイトウのパワーは凄まじいが、相手の構築にステロを撒く可能性が1%でもあったら選出しないことを心掛けた。

基本選出の3番手要員であったが、上位帯に近いほど対策されているため終盤はほとんど選出せず、相手の選出誘導枠になっていた。

ただこれのおかけで初手イーユイ×ブリジュラス対面を何度も作れたのでヨシ。

選出したときはお墓参りかウェーブタックルを押すだけ。とても簡単です。

 

特に言うことなし。

選出率:5位

 

〈選出〉

以下主な選出パターンと初手行動パターンです。

ほとんど①or②です。

 

①対BIG7系対面構築(ステロ無し)

初手カイリュー、裏カミ、イダイトウ

行動: 下記に示す。

対ハバカミ・・・鋼テラスアイヘ→アクジェ

カイリュー・・・カミ引き

対オーガポン・・・スケショ

対パオジアン・・・鋼テラスアイヘ→アクジェ

対ガチグマ・・・けたぐり

対水ラオス・・・スケショ

 

②対ブリジュラス入り対面構築

初手イーユイ、裏カミ、カイリューorガチグマ

行動:相手の裏を見て悪の波動、火炎放射の通りのよい方を打つ。

不利対面は裏に引く。

対パオ、カイリュー・・・カミ引き

対水ラオス、オーガポン・・・カイリュー引き

 

③対ロンゲママン、ランドアシレ、ディンドヒド

初手パオジアン、裏カミ@1

行動:相手に寄るが、剣舞から入ることが多い。

 

④対キョジ、フロル、ライコ入り

初手イーユイ、裏カミ、ガチグマ

行動:悪の波動から入る。

 

⑤対ディンルー

初手パオジアン、裏ガチグマ@1

行動:氷柱落としでテラスを切らせにいく。

 

〈重いポケモン

・耐久振り水ラオス

 1,2番手の水ラオスの処理はカイリューに任せているため、耐久振りや氷技持ち相手だと厳しい。

毒テラスされるとカミでも突破できない。

 

・オオニューラ

 毒菱がすごく刺さっているためまず初手に出されます。合わせる形でガチグマを初手に置き、初ターンは猫騙し読み非テラス行動し、2ターン目にインファイト、毒菱両対応できるように毒テラス大地の力を打つ。

毒菱を撒かれたら、後ほどカイリューに引き再度毒テラスガチグマを繰り出し回収を狙う。

 

〈結果〉

対戦していただいた方々ありがとうございました。

禁伝解禁前ラストシーズンだったため、コレが最後だという意気込みでまじめに環境考察して取り組んだのが結果に繋がったと思っています。

また気が向いたときに未来の自分が閲覧できるようこの文章を残します。

 

以上

 

#ポケモンSV